インプラント

インプラント

インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根(チタン製の小さなネジ)をあごの骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。インプラント治療では、残っている他の歯を削ったり、装置を取り付けたりする必要がありません。他の歯に負担をかけることなく、安心して治療を進めることができます。当クリニックでは、口腔内全体の調和を考え、インプラント治療を含めた適切な治療方法をご提案致します。

インプラントの写真

インプラント治療のメリット

入れ歯やブリッジの場合、器具の装着のために歯を削る必要があります。しかし、インプラントは独立した構造であるため、健康な歯を削る必要がありません。歯は一度削ると元に戻ることはありません。歯を削らずに治療できるのは、インプラント治療の大きなメリットです。
また、インプラントは入れ歯やブリッジと比べて、自然な見た目と噛み心地も特徴です。

口腔内スキャナー

エルム歯科では、口腔内スキャナー(TRIOS)を導入しています。デジタルスキャナーにより、インプラント埋入手術後の補綴フロー(人工歯を作る過程)が劇的に進化しました。従来法に較べて格段に簡便かつ確実に補綴することができます。

インプラントの写真

口腔内スキャナーの特徴

  • 患者さんの負担が大きく軽減される
  • 治療期間が短縮される
  • リアルタイムでスキャン結果が見られる
  • インプラント治療との相性がたいへん良い

症例

インプラントの症例①様

インプラント症例①
インプラント症例①

一度定着したインプラントは驚くほど丈夫で安定しています。
ブリッジ部分は抜歯になってしまいましたが、インプラント部分は15年経っても変化がありません。

インプラントの症例②

インプラント症例②
インプラント症例②

インプラント治療の流れ

① 診査・診断

口腔内スキャンとCT撮影により、デジタルデータによる手術プランニングを行います。

インプラント治療の流れ①

② 治療計画の立案

インプラント手術の前に必要な治療も含めて最適な治療計画を立て、治療のスケジュールや費用について説明します。

インプラント治療の流れ②

③ インプラント埋入手術

チタン製のインプラント体(人工歯根)をあごの骨に埋め込む手術を行います。局所麻酔を用いた普段の歯科治療と同じような感覚です。手術時間もさほどかかりません。
手術後、インプラントがあごの骨としっかり結合するまで治癒期間を設けます。(およそ3ヶ月~4ヶ月ほど)

インプラント治療の流れ③

④ アバットメントの取り付け

インプラントと骨が結合したら歯茎を再度開き、インプラントにアバットメント(インプラントと人工歯を連結する装置)を取り付けます。

インプラント治療の流れ④

⑤ 人工歯の装着

歯肉が安定したら、人工歯を取り付けます。口腔内スキャナーで得たデータを元に精密に作製された人工歯が装着され、見た目も機能も自然な仕上がりになります。

インプラント治療の流れ⑤

⑥ メンテナンスとアフターケア

天然歯と同じように、インプラントにも良好な口腔衛生が必須です。不十分な口腔衛生状態が続くと、インプラントの脱落などの原因になります。
そのため、適切なセルフケアと定期検診(口腔内の状態チェック、クリーニング)が必要です。

インプラント治療の流れ⑥

インプラント治療の注意点

インプラント治療は外科手術であるため、受けるには全身の健康状態が良好である必要があります。また、治療を行う部位に十分な骨があることが重要です。骨が不足している場合、骨の誘導再生手術が必要になる場合があります。
治療後も毎日のケアが不十分だったり、定期的なメンテナンスを怠ったりするとインプラント周囲炎が発生し、最悪インプラントが脱落する恐れがあります。
インプラント治療によってこれらのリスクを避けるためには、正確な診断と定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
歯の喪失を含めてお悩みの方は、直接当院まで御相談下さい。

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